ポルシェ 991カレラのPDK(トランスミッション)“T/M故障・リバースギア不可”修理です！！
走行中に“トランスミッション故障・リバースギア不可”エラーメッセージ点灯とともに変速不良のため入庫しました。
PIWIS‐3テスターでは”シフトポジションエラー”が入力されていました。
ポルシェのPDK(トランスミッション)は内部パーツの供給が無く非分解とされていますので、PDK内部が故障してしまうと、ディーラーではPDK本体の交換となってしまいます。。。
今回は故障原因のPDK内部のセンサーを取寄せて、故障している“シフトポジションセンサー”のみ交換しました！！
今回のような内部センサーの故障は911PDKに限らず、ボクスター&ケイマンのPDKでも発生しますので、今後は同様の修理が増えそうです。。。
エンジンとともにPDKを降ろして、PDKを分解して。。。
慎重に磁気センサーを交換します。
リアエンジンの911は車載状態でエンジン周りの修理をする場合は不便なこともありますが、エンジン脱着は面倒なことありません！！早いですっ！！
ポジションセンサーを交換したら元通り組付けてエンジン始動です。
と、このままでは正常に作動しませんのでポルシェPIWIS-3テスターを使用してキャリブレーション(較正)を行います。
SST(特殊工具)を使用してPDKを分解したり、ポルシェテスターを使用してキャリブレーションしたりと“専用ツール”がないと一貫して修理(メンテナンス)がおこなえません。
モアザンモータースポーツでは安全で適切な修理(メンテナンス)を提供できるよう、ポルシェ専用テスター、各種専用ツールを用意しております。
ディーラー車、並行車問わずポルシェでお困りのことがあれば一度ご相談ください！！
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