ポルシェ 992カレラ4S エンジンチェックランプ点灯の修理
“コールドスタート時にエンジンが振動して、エンジンチェックランプが点灯した”とのことで入庫しました。
ポルシェテスターPIWIS-3でトラブルコードを診断してみると、”シリンダー5ミスファイア”の履歴が入力されていましたが、入庫時には症状を再現できず・・・
イグニッションコイルとスパークプラグを交換してロードテストをしてみると、再度”シリンダー5ミスファイア”のコードが入力されましたので、インジェクター不良の可能性です。
インジェクターを交換するためにはエンジン脱着が必要になるため、お客様と相談して、まとめて6本交換することに。
外れたインジェクターを見ると、シリンダー5のインジェクターは異常燃焼していますね。
異常が確認できたので一安心です(^^)
システムテスターに表示されるエラーが100%ではないので、エラー内容を参考に原因を診断する必要があります。
インジェクター交換後は、各シリンダーごとに新しいインジェクター番号を登録す必要があります。
燃料の噴射量をリセットして較正することで、正しくアイドリングするようになります!!
修理後はアイドリングも安定してロードテスト後も異常がないことを確認してご納車いたしました!!
インジェクターは何度かパーツナンバーが変更されていましたので、同様のトラブルが多いのでしょうか・・・
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