ポルシェ 991.2カレラSの冷却水漏れ修理で入庫しました。
991後期は低走行車でもウォーターポンプから冷却水が漏れることが多いのですが、冷却水経路をコントロールするバルブブロック内でリークしてのトラブルも多く発生しています。
このため、ウォーターポンプ交換時にはバルブブロックも同時交換をご案内しております。
991.2のウォーターポンプを交換するためには、マフラーを取外す必要があります。
リアバンパー、エアークリーナー、バンパーホースメントやキャタライザーも取外す必要があるので、過去の911と比べて少し大変になりました…
バルブブロックはエンジンの上部にあるので、エアーインテークを取外して交換します。
ソレノイドバルブがいくつも並んでいるバルブブロックですが、このソレノイドバルブ内に冷却水がリークしてソレノイドバルブがショート（故障）してしまいます。
しかし、狭いエンジンルーム内に必要なものがすべて収まっていますね。
ハイテク化で部品点数が増える中、よくレイアウトされています！
ちなみにこの991.2カレラSは7MTの珍しい車輌でした！7速マニュアルです！
修理後にロードテストをしましたが、ターボエンジンのマニュアルはすごく楽しいクルマでした。
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